苦しい人生を

少しでも長生きするために

苦しい営みを際限なく

続けるのだとしたら

私たちが生き続けなければいけない

意味など、どこにありましょう



単に死ぬ時の想像できない

一瞬の痛みを

私たちは回避しているだけで

これほどまでに無駄で

膨大な時間つぶしは

世界中のどこを探したって

見つからないと思われます



私たちがより賢く

より誠実だったなら

幸せになる方法を

見つけることができるのでしょうか

それとも喜んで

死ぬことができるのでしょうか



私にはそれすらもわかりませんが

ただ一つ言えることは

もう何も存在しない黄泉の世界の

ギリギリまで歩みを進めてしまった

ということです



これから

私はこの場から

一歩も進むことも

一歩も後ずさりすることも

できないでしょう



ただ木が冬を待つように

そこに立ち尽くして

命の終わりを見届けるだけでしょう