いつから君のことを
モノのように
扱ってしまったんだろう


ちょっと置いておこうかな、とか
そろそろ捨てようかな、とか


そんな僕に
相も変わらず
犬のように寄り添って
港のように待っててくれる君は
いつか絵本で読んだ
パウルクレーの天使よりも
純粋で美しいと思う

でも正直言うと
君のことはもう好きになれない

本当に悪いと思っているけど
それはどうしようもないことだ

なのに、会うたびに
君を強く抱きしめてしまう僕は
飼料をむさぼる豚であり
ある種の麻薬中毒者だ

愛してるという言葉は
もう口が裂けても使わない

僕は君をレイプしている
君は僕にレイプされている