わかりあえることなんて

ひとつもない


ぼくは遥か昔に生まれた

そのとき君は何をしていた?

 

友達と遊んでいた

学校で勉強をしていた

誰かに恋をしていた

 

君はぼくと同じことをしていなかった

大人になってもそれは変わらない


違う夢を追いかけた

違う人を愛した

違う仕事で暮らした

君はぼくと同じことをしていなかった

 

食べたいものが違うから

安らげる場所が違うから

お金の使い方が違うから


僕らは人間だ 

 

わかりあえることなんて

ひとつもない

 

あぁ、わかりあえることなんて

ひとつもない

 

さらに遠く

地球も宇宙も未来も 

 

わかりあえないことは

そのままで


わかりあえることは

わかりあえないこと

それだけさ

 

それを知らない 君よ 

ぼくのいうこと すべてを

受け流して いっそ、仲良く暮らしてみないか

 

そんな風に思うぼくを

きみは わかろうとしないでほしいけど