詩人だからって夢をみるわけじゃない

僕は詩を作ると夢に拒絶される

東京の空は星が見えない

月も濁っていて

僕は重力を感じるだけだ

 

詩人だからって空を飛べるわけじゃない

詩は僕を離れて小石のように固まる

ちくしょう!ニュートン!

どうして空を飛べないんだ!?

僕は諦めて飛行機の機内食を食べる

そこで食べる寿司は寿司ではないけれど

 

詩人だからって詩が好きなわけじゃない

詩は僕をいじめるだけだ

ゴッホのひまわりを見ても

僕は詩に気をつかわなきゃいけない

僕はひまわりとは友達になれない

時を越えてゴッホとも友達になれない

それでも生まれる詩!

僕はもうため息をついてしまう

どうして詩を書くのだろう

詩はその答えを僕には絶対教えてくれない

その秘密が僕に詩を書かせ

刻一刻と未来を潰していっている