僕の世界は小さい

地球よりずっと小さく

奥行きはほとんどない

 

そこには誰も住んでいない

家は点々としていて

お隣さん以外は住んでいない

 

町は既に出来上がっていて

角は四角くとがっている

表面はコーティングされて固い

 

それから色は存在しない

絵を自由に書くことも

洋服を選ぶこともできない

 

でも空と水と花はある

僕は生きていくのが辛くなると

彼らと友達になる

彼らは僕に何もしないけど

 

僕の世界は運ばれている

綺麗に包装されながら

ベルトコンベアで運ばれている