ポエムベクトル

ポエム・詩を中心に暮らしましょう。

サンサン降り注げ

太陽

 

ピカピカ輝け

 

クルクル回れ

自分

 

雨の平日に

晴れの休日

 

僕の上には

いつも空

私は追いかけられている

目の後ろには

いつも白い手が

 

私は求められている

周りの百の目玉から

まぶしすぎる未来を

 

きっと私はいつも

何かに捕らわれている

何が欲しいわけでもないのに

 

だから

ありのままの白さに憧れて

今の醜さを知ってしまう

優先順位はつけられるのに

何がしたいかわからなくて

道を照らす街灯は見えなかった

 

そして

こころを休めた

 

いつもは

聞こえないはずの

水の音が

聞こえた

 

それは

近所の川が

ただ流れているだけだった

なんとなく好きかもで

いい感じ

 

目標なんかなくても

食って寝る

 

雨が降らなくても

傘は持つ

 

平和だから

愛がなく

戦争だから

愛がある

 

今日も

なんとなくで

時は流れる

 

 

好きだというと

心が死んでしまう

 

だって言葉は万華鏡のようだから

 

覗いて見えた

優しさは

 

ひとつ回せば

寂しさになり

 

もうひとつ回せば

醜さになる

 

君がいると僕が何も出来ないように

言葉はいつだって意味を殺してしまう

もしこの世から

男と女がいなくなったら

愛がなくなってしまうのか?

 

もしこの世から

愛がなくなってしまったら

何が変わるのだろうか?

 

考えてみて

愛の難しさを知る

 

それでも

何かを信じていたい

 

そう思うとき

僕はやっぱり愛だと思う

もし嫌なことがあって、全てを疑っても止まらないでほしい

不幸の次は幸せがきっとやってくる



振り向けば少しずつ歩いた道があって

気づくとそばにはたくさんの人たちがいた

どんなときでも人はひとりじゃ生きていけない

僕らはつながっているんだ



答えが見つからない時は

少しだけ全てを許してみたら

きっとこころに七色の虹がかかる


「この世界は素晴らしい」


今このぬくもりを優しく明日に伝えるために

涙を拭いてとなりの人と手をつなごう  

生ぬるくて卵くさい生活は

どこか空気が重たい

 

自分が誰だかわからない

 

布団の中のぬくもりと春のぬくもりは

はっきりと違う

 

それは知っているけど・・・

 

がんばらなくてはと

意味のない言葉をつぶやいて

君に電話をかけてみる夜

 

桜を見に行こうよ

 

ずっと輝くことができない自分に

その散る花びらをだぶらせて

でもいつかは、と少しだけ逃げ出す

 

次の瞬間に、花は散ってしまっているのに

その一瞬に、希望の花が咲く気がするから

 

ひとり ひとり

べつの にんげんが

わらったり ないたり さけんだり

 

いつのまにか

ひとつになる

 

そんなとき

 

ぼくもセカイに

もぐってみたら

 

なんだか

あつくなっていた

 

ビビビって

からだのおくのほうから

ゆびのさきまで

 

ちいさな舟が

沖にでるような

「いつか」の未来が

あふれそうだった

 

本当の俺を君は知らない

だらしがなくてどうしようもない俺を

 

「愛している」

そんな言葉を使うときは

自分に自信が無いときだ

 

俺は心の底から恐れている

君の魔法が解けてしまうことを

 

君は俺の姿に失望するだろう

 

それでも俺は欲している

 

いつか

君に全てを見せることを

 

いつか

リアルな二人になることを

欲しがるなかれ

その優しさ

 

忘れし冬に

春の到来

 

僕がひきけり

春の風邪

 

そして今

 

君がたまう

緩いぬくもりに

僕伝えたし

春の風

ありがとう

それは小さな優しさのかけら

 

また明日

それはわずかな愛のしるし

 

さようなら 

それは言わないで

もう次がない気がして

寂しくなる

 

ぽっかり空いたこころの中

風が吹いた夜明け前

 

僕は

君がくれた 言葉のかけらで

奥のほうを埋めてみる

 

人は何かを得ようと思ったとき何かを失わなければならない

 

物を得るときにはお金を

自由を得るためには安定を

夢を得るためには時間を

 

でも愛を得るためには何も失う事はない

愛は手に入れるものではなく

手に入っているものだから

 

焦ることはない

 

知らないうちに

きっと君は愛されている

 

本能のままに

いつか誰かを愛している

水を与えなければ花は枯れてしまう

水を与えすぎても花は枯れてしまう

 

近づきすぎたら息苦しくて

そばにいないと寂しくなる

 

それが恋で

わからないのは答え

 

でも晴れの日も雨の日もあるから

人生は楽しくて

僕はあなたといる一瞬は

深くまで水をあげたいと

 

もしあなたが自己満足の果てに

食べては寝るクマのような暮らしをしたとしたら

本当は何にも満足していないのに気づくだろう。

 

本当の強さとは

体の強さではなく

どれだけ偉いかでもなく

こころの強さです。

 

自分に嘘をついて生きる方が

ずっと楽で

あなたが選んだ道は

果てのない困難な航海だとしても

きっとあなたはそのまま歩き続ける。

 

自分に嘘をつかないということが

本当の満足だとあなたは知っているから。

大切なことは

きっとひとつだけ

 

それは すばらしく 簡単なことで

途方もなく 難しいこと

 

それは 体でも こころでもなく

自分でも あの人でもない

 

それは 明日でも 昨日でも

ましてや 今この瞬間でもない

 

夢も 愛も

それの前では

ただの言葉

 

そのくらい 大きなこと

僕は 毎日 探してて

僕は なんとなく 知っている

今日もまた曇り空

 

ひとひかり  七つ星

見えたはずのベッドの上

 

自己嫌悪  また明日

やる前に力尽きた机の上

 

いつかしら

僕の芽が花を咲かせるの

 

夢は君

 

廻りつづけて

僕の未来は遠くなる

答えなんかあるはずもないのに

二人で探し続けた夜

 

結局見えたのは

邪魔者ばかりで

「どうでもいいや」と

鼻笑い

 

一瞬の気持ちでしたくない

と、君が言う

 

今の気持ちをしたい

と、僕が言う

 

僕は

今、抱きしめたかった

僕とあなたの間に横たわる

世界で最も深い溝

 

10歳以上の年齢差

 

あなたが求める結婚が恐くて

僕が言い出せない

「付き合おう」

 

僕を傷つけるのが恐くて

あなたが踏み出せない

最後の一歩

 

それでも

お互いの気持ちはわかるから


僕らはいつも

手をつないで確かめ合って


いつの日にかの希望を

また明日に投げてみる


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