ポエムベクトル

ポエム・詩を中心に暮らしましょう。

たそがれる

思い出す

蜃気楼

 

窓の外

笑顔

愛しい

会いたい

哀しい

 

知らない

気持ち

忘れた

あぁ、忘れた

 

このまま

どこか

消えてみよう

 

良ければ

紙ヒコーキみたいに

 

どこか

飛んでいこう

心と街の速さが違うから

僕は自分と向き合えない

 

こんなにドキドキ鼓動していたか

僕の心臓は

恋をしているわけでもないのに

 

タイムリミットはいつだっけ

いやいや、そんなこと

どうでもいいんだ

 

とか、言いながら

残り時間を気にしている

街はすでにハイスピードさ

 

もし僕がタバコを吸うのなら

こんなときに、火をつけて

空を見上げてみたい

 

雲の中に

小さい星を探してみようか

おはようって挨拶しよう

 

ごはんは残さず食べて

おいしいって思ったら、素直に言おう

 

牛乳も、飲んでさ

夜は早めに寝てみよう

 

でも、まじめにはならないで

自分の好きなようにしよう

 

不真面目だって仕事だもの

 

世界が変わったら

僕も変われるかな

 

それも素敵

でもまずは、

その前に、早起きしよう

 

うん、早起きしよう

静かさの裏側にあるのは

孤独ではないはずだ

 

そんなの知らないよな

 

今日も、頭は

古典的な愛を探しているようだ

 

6月

 

なんて蒸し暑い夜なのだろう

 

僕は腋の下に

煮え切らない汗をかいていた

おはよう

こっちはまだ夜だよ

今、ようやく会社から帰っています

君はこれから会社かな

朝ごはんは何だろうな

僕の夜ごはんはハンバーガーだった

薄っぺらい夕食で、ちょっと寂しかったな

でも、今日は我ながらよく頑張ったと思う

だから今日も一日、頑張ろうね

それじゃあ、幸せな一日になるように

おやすみなさい

あしたで働きはじめて、一年

先輩って呼ばないでね


だって、僕は

なんにも変わっていないから


一年間でしょ。


ちょっとしたことで

何かが変わっちゃうなんて

嫌だよね


20年も一緒にいた人だったら、

なおさら


こんなこと考えてる僕を

先輩って呼ばないでね


あ・・・

呼ばないか。

二人で同じ部屋に住んで

どっかで聞いた話をして

小さなベッドで寄り添って

 

平穏で豊かな日々は

ドキドキする恋と

結びつかないのかもしれません

 

でも なんとなく

 

そんな理由で

ずっと一緒にいるのって

素敵だよね

 

だから 僕は

あなたと永遠の恋はできなくても

愛することはできそうです

世界がどこかで回っている

誰の声も聞かずに 誰の顔も知らずに


昔と比べて濃くなっただろうか

地球上の空気は


何かが足りない

それは今に始まったことではない

 


世界はいつも止まっている

うるさい群衆の叫び声 

黙れ!


僕はむなしい


何もかもが 

ただ むなしい

 

人である前に魂になる


食べたい

眠りたい


それを捨てる

ただの糞尿になる


どうせ世界は止まっている

僕がいなくなったって


どうせ世界は動いている

世界中の人がいなくなったって

考えることなんて

生きてく上では必要ないよ

 

ただ息を吸って そのまま、はいて

もう一回、息を吸って そのまま、はいて

 

時間の流れが遅くなるよ

それが感じるってこと

 

ただ 何かを感じたら

それでいいね

 

そこには何の意味もない

どんな音も響かない

 

僕は小さい穴に 糸を通すように

神さまとつながるよ

しぼんだり 膨らんだり。

伸ばしたり 縮んだり。

つねったり ひっかかれたり。

木が生えたり 花が咲いたり。

赤くなったり 青くなったり。

 

ぼくのへや

 

横にのびるとき

いっぱい食べればいいのかな

誰かにしゃべればいいのかな

 

激しくゆれるとき

ポエムを書けばいいのかな 

君と話せばいいのかな

 

しずかなとき

歌を歌えばいいのかな

筋トレすればいいのかな

 

いっぱいのときは

なにをしたときなのかな

なにをすればいいのかな

 

ぼくはあいかわらず

よくわからないことが多いけど

とりあえず 牛乳、飲もう

歩けない部屋

走れない馬


意味のないものが

ぼくは、好きだ

 


海が見える窓

毛が抜けたサボテン


静かな暮らしは

こころが、落ち着く

 

栄養不足になる前に

詩が足りなくなる前に

 

僕はもっと、優しくなりたい

 

それから 君と、一緒にいたい

何も変わってない気もするけれど

僕らの間で消えてしまった一言

 

おやすみプリン

 

ただのおやすみだけなら

誰にでも言える

 

でも二人だから通じた魔法のあいさつ

カラメル味の甘いデザート

 

なくなったのはきっとあの日だった

こころに君を入れたくなかった一言だった

わかりあえることなんて

ひとつもない


ぼくは遥か昔に生まれた

そのとき君は何をしていた?

 

友達と遊んでいた

学校で勉強をしていた

誰かに恋をしていた

 

君はぼくと同じことをしていなかった

大人になってもそれは変わらない


違う夢を追いかけた

違う人を愛した

違う仕事で暮らした

君はぼくと同じことをしていなかった

 

食べたいものが違うから

安らげる場所が違うから

お金の使い方が違うから


僕らは人間だ 

 

わかりあえることなんて

ひとつもない

 

あぁ、わかりあえることなんて

ひとつもない

 

さらに遠く

地球も宇宙も未来も 

 

わかりあえないことは

そのままで


わかりあえることは

わかりあえないこと

それだけさ

 

それを知らない 君よ 

ぼくのいうこと すべてを

受け流して いっそ、仲良く暮らしてみないか

 

そんな風に思うぼくを

きみは わかろうとしないでほしいけど

たぶん、もう、終わった

 

僕の青春は

密かに息を、引き取った

 

怒られることが多い、学生生活だった

 

おまえは何もできない、と罵られる毎日

そのたびに、何もできないのかと

自分に問いただした

 

そして、その結果、反抗した

 

いつしか、落ち込んだときもあった

そんな日の夕方は踏切の音に誘われた

 

魅力的な拍数と

はしっこの境界線で

たしかに、

何かが生まれていた

 

でも、もう何も生まれない。だろう。

 

もう、怒られることもない

褒められることもない

 

憤慨できない

落ち込めない

浮かばない

 

あぁ、もう、終わってしまった

僕の青春

嫌いにならない

好きにもならない

 

嫌いになれる

好きにもなれる

 

ピーマン はくさい

まつたけ カニミソ

 

ほら 食べてみて

 

たくさん嫌いで

たくさん好きだ

 

こころをひらいて

ぺろりと舐める

 

死ぬかもしれない

それでも舐める

 

好きになろう

嫌いになろう

やさしいことばを

すこしだけ ぼくにおしえて

 

きをつけなさい とか

ごはんできたよ とか

かさ、もってったほうがいいよ とか

たいおんがかんじられる ことばを 

すこしだけ ぼくにしらせて

 

ことばのゆっくりとしたリズム

あたたかく しあわせに

ふとんでねむりたい

 

行列が出来ているドーナツ屋

おいしいわけじゃないけどなんか並んだ

日本だけだってこんなに並ぶの


ドーナツなんか食べたいわけじゃなかった

何やってんだろうって電車の中で泣いた

もっと好きなものを食べたり

好きなことをすればよかったんだ

って食べてから思った

悔しくて奥歯が虫歯になりそうだった


帰ったらドーナツ食べたの?って母に聞かれた

ドーナツおいしかった?って夏に聞かれた

おいしかったんじゃない?

よくわかんないよって雑に答えた

ドーナツなんか好きじゃない

そうは言えなかった

だって母は私のことドーナツが好きな子だと思ってる



あぁ、ちくしょう

ドーナツにとらわれた私

丸い穴から出られない

なんだか背丈が小さくなった


気づいたら

静かな日に 灯は消えていた

残ったのは 残り香と ぬるい室温だった

 

真夏日

体は丸くなっていた

おなかや おしり だけじゃなく

指から足の裏、 骨まで

すべてが緩いカーブを描いた

 

愛を感じても

宙返りできない心

布団には僕の背中の形

癒したのは 道でティッシュを配っていた

女の笑顔とふくらはぎだった

 

灯はいつか消えてしまった

僕は尖ったものが欲しい

三角定規 ナイフ プライド とんがりコーン

なんでも良い

仕事とか 恋とか ギャンブルでも

それは良いかもしれない

 

灯をつけよう なんて 野暮なこと言わない

灯をつけろ なんて 無理なこと言わないで

 

自然と灯がつく日まで

この体が冷え切るまで

生きる理由もないが

死ぬ理由もない

宙ぶらりん

あぁ、心臓の音を聴け

 

信号が変わった瞬間

走り抜けるライト

暖かい風を受け

車、もっと早く走ってくれ

 

両側から

毎分2cm狭くなる胸の部屋

もう限界だ

ぐあぁ。

 

言葉よ、舞い上がれ

僕をそのまま映して

早く消えてくれ

好きって言ってもいいですか?

 

頭の中は何か話そうとして

必死に蟻がもがいています

 

何を話したら喜ぶんだろうとか

何を話したら笑ってくれるんだろうって

子供が道に迷っています

 

でも迷ってるうちに

何も言えなくなって

たまに目が合って

ちょっと笑ってくれて

本当に素敵だなぁって

思った、瞬間

何か話したいってまた思って

でも、ごめんなさい

面白いセンスのある話・・・ないです

 

黙ったまま時間が過ぎました

また簡素な一日が終わりました

 

ペラペラとアメリカ人みたいに話せて

陽気な歌でも歌えればいいのに

 

蟻と暮らしている僕

ひとつしか言葉を知りません

 

好きって言ってもいいですか?

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