好き嫌い

posted in 00:22 2007年10月18日 by macot0801

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嫌いにならない

好きにもならない

 

嫌いになれる

好きにもなれる

 

ピーマン はくさい

まつたけ カニミソ

 

ほら 食べてみて

 

たくさん嫌いで

たくさん好きだ

 

こころをひらいて

ぺろりと舐める

 

死ぬかもしれない

それでも舐める

 

好きになろう

嫌いになろう



やさしいことば

posted in 22:43 2007年09月24日 by macot0801

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やさしいことばを

すこしだけ ぼくにおしえて

 

きをつけなさい とか

ごはんできたよ とか

かさ、もってったほうがいいよ とか

たいおんがかんじられる ことばを 

すこしだけ ぼくにしらせて

 

ことばのゆっくりとしたリズム

あたたかく しあわせに

ふとんでねむりたい

 



ドーナツ少女

posted in 00:24 2007年09月19日 by macot0801

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行列が出来ているドーナツ屋

おいしいわけじゃないけどなんか並んだ

日本だけだってこんなに並ぶの


ドーナツなんか食べたいわけじゃなかった

何やってんだろうって電車の中で泣いた

もっと好きなものを食べたり

好きなことをすればよかったんだ

って食べてから思った

悔しくて奥歯が虫歯になりそうだった


帰ったらドーナツ食べたの?って母に聞かれた

ドーナツおいしかった?って夏に聞かれた

おいしかったんじゃない?

よくわかんないよって雑に答えた

ドーナツなんか好きじゃない

そうは言えなかった

だって母は私のことドーナツが好きな子だと思ってる



あぁ、ちくしょう

ドーナツにとらわれた私

丸い穴から出られない

なんだか背丈が小さくなった




灯が消えた日

posted in 21:05 2007年09月12日 by macot0801

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気づいたら

静かな日に 灯は消えていた

残ったのは 残り香と ぬるい室温だった

 

真夏日

体は丸くなっていた

おなかや おしり だけじゃなく

指から足の裏、 骨まで

すべてが緩いカーブを描いた

 

愛を感じても

宙返りできない心

布団には僕の背中の形

癒したのは 道でティッシュを配っていた

女の笑顔とふくらはぎだった

 

灯はいつか消えてしまった

僕は尖ったものが欲しい

三角定規 ナイフ プライド とんがりコーン

なんでも良い

仕事とか 恋とか ギャンブルでも

それは良いかもしれない

 

灯をつけよう なんて 野暮なこと言わない

灯をつけろ なんて 無理なこと言わないで

 

自然と灯がつく日まで

この体が冷え切るまで



ニート

posted in 23:17 2007年09月10日 by macot0801

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生きる理由もないが

死ぬ理由もない

宙ぶらりん

あぁ、心臓の音を聴け

 

信号が変わった瞬間

走り抜けるライト

暖かい風を受け

車、もっと早く走ってくれ

 

両側から

毎分2cm狭くなる胸の部屋

もう限界だ

ぐあぁ。

 

言葉よ、舞い上がれ

僕をそのまま映して

早く消えてくれ



posted in 00:42 2007年09月03日 by macot0801

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好きって言ってもいいですか?

 

頭の中は何か話そうとして

必死に蟻がもがいています

 

何を話したら喜ぶんだろうとか

何を話したら笑ってくれるんだろうって

子供が道に迷っています

 

でも迷ってるうちに

何も言えなくなって

たまに目が合って

ちょっと笑ってくれて

本当に素敵だなぁって

思った、瞬間

何か話したいってまた思って

でも、ごめんなさい

面白いセンスのある話・・・ないです

 

黙ったまま時間が過ぎました

また簡素な一日が終わりました

 

ペラペラとアメリカ人みたいに話せて

陽気な歌でも歌えればいいのに

 

蟻と暮らしている僕

ひとつしか言葉を知りません

 

好きって言ってもいいですか?



若鶏のから揚げ

posted in 01:05 2007年08月31日 by macot0801

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海から穏やかな潮風が吹いて

日焼けした肌に少し染みる

 

僕は波の向こう側に何かを探していた

 

しかし何かをつかんだとき

太陽は沈み、世界は深い闇に包まれた

 

何も見えなくなってしまった砂浜

 

でも誰かが地平線の向こう側で

笑いながらささやいた

 

僕は聞き逃さなかった

 

昔から世界にはいろんな人がいる。

ひとつのことに情熱を燃やした人、

人生かけて恋をした人、

目に見えるもの全てを嘘だと疑った人。

歴史とは人の積み重ねで

君はその歴史のかけらにすぎない。

 

瞬き一つせずに聞いていた僕は

ちょっと機嫌が悪くなった

 

そんなこと、3億年も前から知っているさ

 

目の前の波は同じことを繰り返していた

 

僕もいつもと同じように時計を見てから家に帰ることにした

 

今日の夕飯は何だろう

 

きっと僕の好きな鶏のから揚げだと

いつものように思った



白髪

posted in 23:38 2007年08月29日 by macot0801

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白は 色が

亡くなったのでは

なくて

 

色が

精一杯に

生きている

 

君の悲しみとか幸せが詰まった

生えたばかりの白髪を見て

僕はそう思った

 

とっても暑い夏なのに

少し君を抱きしめたのは

そのすぐあと

 

いつか君がいなくなるときがくる

 

生きることと死ぬことの向こうに

僕は何かを見つけたかった



リア・ディゾン

posted in 00:00 2007年08月29日 by macot0801

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彼女のこと好きなんだよな

友達がグラビアを見て言った

うん、僕も好きだよ

僕は雑誌を覗き込んで言った



でもよく考えてみれば

僕は彼女の何も知らない



彼女が一体、だれなのか

食べ物は何が好きなのか

どんな映画が好きなのか

僕は彼女の何も知らない
 


ただ唯一

彼女のくびれが素敵に見えることと

目が宇宙人のように大きいことと

きっと宇宙人ではなくて女であるということは
 
予想されている 



リア・ディゾンって変な名前だね

友達は右手で顎を触って言った

確かに変な名前だね

僕は雑誌の表紙に書かれた赤い文字を読んだ


「彗星のように現れたグラビアアイドル  リア・ディゾン」


赤い文字は煮込んだトマトのように

不安定でぐちゃぐちゃで

バジルの香ばしさを僕に届けた


裏に お金の香ばしさ

タバコの甘ったるさ

夢のはかなさを隠して



シアン マゼンタ イエロー


僕は彼女を見ていない

色を見ているだけ

雑誌の上で

欲望という形を持って



社会は魔女製造工場

悲しみの妖気をまとった魔女製造工場


こんな女がいたらなぁ

友達は言った

こんな女はいても仕方がないよ

僕は笑ってそう言った



詩を、唄おう

posted in 23:47 2007年08月27日 by macot0801

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上、を見上げても

空、が見えないのは

落ちてしまったからだ

 

僕、深い井戸に

 

そして閉められたからだ

 

誰かが

ふたを

ぴしゃり!

と・・・

 

まるで

誰かに、やらされてるみたいに

 

悲しい、感じの

音、が響いた

 

ひんやりとする、壁

薄い

グレープフルーツ味、の空気

僕は、

<今>

そう、この瞬間だけは

純粋に、ただひとりの、人間なんだ

 

そして、

<今>

この詩が、生まれたんだ

 

孤独のために

歌を、唄おう

 

自分のために

詩を、唄おう

 

。(まる)

 



ラブレター

posted in 21:57 2007年08月15日 by macot0801

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愛してる。

 

愛してもいいですか?

 

愛してるよ。

 

愛してるぜっ!!

 

愛してるっ

 

アイシテール(笑)

 

あ・い・し・て・る♪

 

I してる

 

AISHITERU

 

IU

 

愛しています。



deaf

posted in 22:44 2007年08月14日 by macot0801

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お風呂の電気を消してみた

 

そこは暗い山奥 

星と鈴虫の声が僕を包んだ

 

 

部屋の冷房を消してみた

 

ここは暑い南の国

熱気に世界のつながりを感じた 

 

 

隣の駅まで歩いてみた

 

道は未知への旅路

歩くことがこんなに楽しかったなんて

 

 

いつでも話しかけている地球

でも僕はそれを聞き逃している



土の中

posted in 00:00 2007年08月13日 by macot0801

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「いつか結婚しよう」

って言った君が

結婚した

僕の知らない人と

 

幼いころの約束は

誰かが寝ているうちに

こっそり土に埋めた

暑い夏の夜に

 

蝉だけがそれを見て

鳴いていた

 

おめでとう 幸せになってね

僕は君に言った

 

ありがとう 幸せになるね

君は僕に言った

 

こうしてまた深く

悲しみと愛が

土の中に埋められていった



どうする?

posted in 23:53 2007年08月04日 by macot0801

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突然の大地震

家は壊れ、水は止まり、家族はいなくなった

 

あぁ、どうしよう?

 

わけがわからない別れ

「別に理由はないんだけど、あんまり好きじゃなくなったの」

 

おいおい、どうするよ?

 

明るみに出た不祥事

紙屑になった株と生まれた借金

 

私、どうすればいいんですか?

 

どうしようもない交通事故

昨日まで笑っていた恋人がいなくなった

 

この怒り・・・どうすりゃいいんだよ!?

 

誰でもいつかは何かが起こる

 

その時が来たとき

君はどうする?



みゆき

posted in 21:22 2007年07月30日 by macot0801

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首が横に回らない

眼は右往左往するけれど

中心は前のパソコン

 

もうすぐ定時だ

 

となりの席は

何かで盛り上がってる

笑ってる 楽しそう

 

その笑い声 冗談

わたし、全て気づいてる

聞いてないふりして聞いてます

 

交わりたいわけじゃないし

仲良くなんてしたくない

 

 

・・・ごめん、少しだけ嘘ついた

 

本当のこと言えば

ちょっとだけ寂しいのかも

 

でも首は横に回らないし

「ねぇねぇ、何話してるの?」

って死んでも言えない

 

みんなひとりぼっち

 

帰りの電車の中

中島みゆきを聴く自分

 

嫌いだ



人間の本質

posted in 23:54 2007年07月24日 by macot0801

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食べて、眠って、愛するだけがいい。



無題

posted in 21:21 2007年07月08日 by macot0801

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今のこの気持ち

詩にしたい

 

でもただうれしいだけ

悲しいだけ 感動しただけ

 

タイトルなんてありゃしない

 

僕と君との会話は

どうでも良い話がほとんど

 

美しさと悲しさを含んで

 

映画みたいに格好よくない

小説みたいに面白くもない

 

タイトルなんてありゃしない

 

僕が死んだとき

読み上げられるお経の音

 

言葉は部屋に充満するが

魂はそこにはもういない

 

終わった人生

タイトルなんてありゃしない



肌色

posted in 21:09 2007年07月06日 by macot0801

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君の名前があるのは

僕がいるから

 

それとも

君の名前があるから

僕がいるのか

 

でももう少しメラニンが多くて

真っ黒だったら

君の名前は何ていうの?

 

でももう少し鼻が高くて

色白だったら

君の名前は何ていうの?

 

まさか猿色なんて言わないでね

君の名前は黒でも白でもないんだから

そんなところが人間らしいんだから



黄金の玉子

posted in 22:33 2007年07月05日 by macot0801

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近くにあるようで

遠くにあるもの

 

一歩 一歩は

ものすごい遠く

 

一気に飛び越える人は

天才と呼ばれる

 

でも少しづつ進んで

たどり着いた人も

 

天才と呼ばれる

 

それは

独創的なアイディア

 

黄金の玉子



おネムポエム

posted in 22:13 2007年07月02日 by macot0801

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まだ生まれたばかりの赤ん坊も

学校をさぼった大学生も

寝たきりのおじいちゃんも

夜になれば寝ている

 

その一方で

忙しいキャリアウーマンも

クラスで一番の優等生のK君も

メジャーリーグで活躍するイチローも

夜になれば寝ている

 

人間だからそんなの当たり前のこと

 

でも僕は

すごい人が寝ている姿を見てみたら

なんだか可笑しくなって

ふきだしてしまう気がするよ